【これは何の図か】
脳と身体の機能が育つ順番を表した「発達の地図」です。
【どう見るか】
家を建てるのと同じように、下の階層(感覚や身体の土台)が整って初めて、上の階層(学習能力や感情のコントロール)が安定して積み上がる仕組みを示しています。
【どう活用するか】
「宿題が進まない」「落ち着きがない」といった日常の困りごと(最上層の課題)に対し、それを本人の性格ややる気のせいにするのではなく、「ピラミッドのどの土台(下の層)を整えれば根本的な解決に繋がるか」を探り、アプローチを決めるための指針として活用します。
お子様の「なぜ?」を解き明かす2つのアプローチ
お子様が宿題でパニックになったり、言うことを聞かなかったりするのには、必ず「原因」があります。
吹き出ものができれば吹き出ものに直接薬を塗りますが、その吹き出ものの原因は肝臓だったりします。
何がいいたいかと言うと、私たちが思っているところと違うところに原因があることも多いのです。
私は以下の2つの視点から、その原因を特定します。
①身体の土台(脳と感覚)
「落ち着きがない」「不器用」は努力不足ではありません。特定の音や肌触りへの過敏さ、姿勢を保つバランス感覚など、脳の神経レベル(原始反射や感覚統合)で無理が生じていないかをアセスメントシートで分析します。
②生まれ持った個性(素質)
人は生まれながらに「情報の受け取り方」や「心地よく感じるペース」が異なります。お子さんの生年月日から「素質」を分析し、なぜその子がその行動を選んでいるのか、生まれ持った特性の面から明らかにします。
導き出される最適解
この2つのデータから、お子様の「困った行動」の裏にある本当の理由を、脳科学と生まれ持った素質の両面から言語化します。